平穏無事な日々を漂う〜漂泊旦那の日記〜

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田中芳樹『創竜伝14 <月への門>』(講談社ノベルス)

創竜伝14 <月への門> (講談社ノベルス)

創竜伝14 <月への門> (講談社ノベルス)

  • 作者:田中 芳樹
  • 発売日: 2019/10/09
  • メディア: 新書
 

 京都の空には異形の怪物や新型兵器、地上には機動隊員やトカゲ兵……京都幕府を誕生させた小早川奈津子と手を組む竜堂四兄弟に襲いかかる無数の敵。蹴散らせども蹴散らせども奴らは次々やってくる。四兄弟は身を隠そうとある人物を頼って名古屋へ向かうが、そこで目にしたのは「閣下」と呼ばれる黒幕が引き起こした惨劇だった。怒りの四兄弟vs.傲岸不遜な黒幕、苛烈な戦いへ!(粗筋紹介より引用)
 2019年10月、書下ろし刊行。

 

 第13巻が2003年6月。もう出ないだろうと思っていたので、本屋で見かけたときはびっくりした。ただ完結していないし、次で完結すると書いてあるので、数年後にでも出たらまとめて買おうと思っていたら、1年後に出たのであらびっくり。とりあえずまとめて買ってみた。
 ただ、もう細かい設定、忘れているよ。なぜか時代は現代だし、スマホは出てくるし。登場人物はみんな行き当たりばったりで行動しているし。警察なんてトップはともかく、現場に出てくるのは普通の人なのに、ここまでバッタバッタやられちゃっていいのかい。
 四兄弟ももたもたしているし、何をしたいんだか。本当に次で終わるのか、非常に不安になった一冊であった。