平穏無事な日々を漂う〜漂泊旦那の日記〜

漂泊旦那の日記です。本の感想とサイト更新情報が中心です。偶に雑談など。

『お笑いスター誕生!!』の世界を漂う

http://hyouhakudanna.bufsiz.jp/star.html
お笑いスター誕生!!」新規情報を追加。ゴールデンルーキー賞を中心に大まかなところを。中身も埋めていきたいのだが、時間がない。

 12日に更新していたけれど、ここに描くのを忘れていました。

犯罪の世界を漂う

「求刑死刑・判決無期懲役」を更新。
 松井広志被告の一審無期懲役判決(求刑死刑)を破棄、名古屋地裁に差し戻し。まあ、これもなぜ強盗殺人が適用されなかったのか不思議だった一審判決だったから、差し戻し自体は妥当だと思うけれど、一審判決を破棄したり差し戻したりしているのは、素人の裁判員ではどうにもならないというメッセージなのだろうか。

 

犯罪の世界を漂う

http://hyouhakudanna.bufsiz.jp/climb.html
無期懲役判決リスト 2020年度」に1件追加。
 差し戻し審で宮口義弘被告に求刑通り無期懲役判決。差し戻された理由は、当初のさいたま地裁の違法な訴訟指揮であって、一審で傷害致死を適用したことについては問題としていなかったはず。うーん、ひっくり返った理由がわからない。ただ、当初の傷害致死適用は無理があると思ったけれどね。動機も機会もそろっているし。

辻村深月『冷たい校舎の時は止まる』上中下(講談社ノベルス)

冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ)

冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ)

 
冷たい校舎の時は止まる (中) (講談社ノベルズ)

冷たい校舎の時は止まる (中) (講談社ノベルズ)

 
冷たい校舎の時は止まる  (下) (講談社ノベルス)

冷たい校舎の時は止まる (下) (講談社ノベルス)

 

  ある雪の日、学校に閉じ込められた男女8人の高校生。どうしても開かない玄関の扉、そして他には誰も登校してこない、時が止まった校舎。不可解な現象の謎を追ううちに彼らは2ヵ月前に起きた学園祭での自殺事件を思い出す。しかし8人は死んだ級友の名前が思い出せない。死んだのは誰!?誰もが過ぎる青春という一時代をリアルに切なく描いた長編傑作。(上巻粗筋紹介より引用)
 不可解な現象によって突然校舎に閉じ込められてしまった8人を、ジワジワと侵食し始める恐怖と不安。張り詰めた緊張感の中、グループの一人が忽然と消えた……。未だに思い出すことができない級友の名前。少しずつ明かされていく、それぞれの心に潜む闇。5時53分で止まっていたはずの時計は、次に消される人物と深まる謎に向かって再び時を刻み始めた。(中巻粗筋紹介より引用)
 彼らは思い出せない。どうしても“その名”を思い出すことができない。学園祭最終日、学校の屋上から飛び降りて死んでしまった級友は誰だったのか。緊張と不安に包まれ次々と仲間が消える中、抵抗も空しく時計は進んでいく。そして不気味に鳴り響くチャイムとともにまた一人、誰かが消える。彼らを校舎に閉じ込め漆黒の恐怖に陥れている『ホスト』の正体がついに明らかに。(下巻粗筋紹介より引用)
 2004年、第31回メフィスト賞受賞。2004年6月~8月、3か月にわたり上中下巻刊行。

 

 そういえば読んでいなかったなと思って手に取ってみたのだが、かなり苦痛だった。どう考えてもおかしい登場人物が二人いるので、なんとなく読めてしまったんだよね。それと高校生の描かれ方が、リアリティがないというか、痛々しいというか。なんか大人が考えた高校生像にしか見えなくて。
 展開が遅くてイライラするし、所々で挟まれる各登場人物のエピソードにいら立ってしまった。本当なら丁寧に描かれている、という評にならなければいけないのだが、いら立つほうが先に来ちゃうのでダメ。作者と同名の人物を出す必要もなかったと思う。
 結局長すぎ。もっとコンパクトに書けるだろ、と言いたいところだが、それ以前の話。

相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(講談社)

medium 霊媒探偵城塚翡翠

medium 霊媒探偵城塚翡翠

  • 作者:相沢 沙呼
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/09/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

  推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなくてはならない。一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた。一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、それは翡翠の力のみ。だが、殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた――。(粗筋紹介より引用)
 2019年9月、書き下ろし刊行。

 「第一話 泣き女の殺人」「第二話 水鏡荘の殺人」「第三話 女子高生連続絞殺事件」は、霊媒探偵城塚翡翠と推理作家香月史郎が遭遇した殺人事件の謎を解く物語。翡翠から聞いた死者の言葉を頼りに、香月が謎解きを行う。最も直接犯人の名前がわかるのは第二話だけであり、第一話と第三話は異なる。それでも証拠能力のない死者の言葉を頼りに、香月がロジックを当てはめていくという趣向は、どこかで読んだ気もするが楽しめる。まあ第一話の最後のところなんて藤原宰太郎の推理クイズじゃないか、と突っ込みたくなったが。
 間に挟まれる「インタールード」は、連続殺人事件の犯人によるつぶやき。そして「最終話 VSエリミネーター」でその犯人と対峙し、正体が明かされる。はっきり言って、本格ミステリ慣れした人なら犯人は予想つくだろう。
 最終話を読んでいても、どうしてこれが「最驚」なのかさっぱりわからなかったが、最後まで読んで納得。なるほど、この仕掛けはお見事と言いたい。ただ感心はしたが、そこまで驚くほどじゃなかったな。なんか、自分がひねくれているようで嫌だが、それが正直な感想だから仕方がない。個人的には、これだけ伏線を貼ってくれて、お疲れさまでした、と言いたい。仕掛けのほうはともかく、物語としての面白さが今一つだったんだよね。それすらも伏線かもしれないけれど。
 このミスでは第1位だったけれど、この仕掛け以外の部分も込みで評価しているのかな。うーん、うーん、1位でもおかしくはないのかもしれないけれど、これを1位というのには抵抗感があるかな。小説として読んで面白かったの? と聞いてみたいところ。

少し自分を追い込んでみる

 年末年始に一日二冊は読もうと思っていたのだが、残念ながら果たせず。それでも今年は読む本を増やそうと思い、とりあえず読んだ本を片っ端から感想を書くことにした。今までだったら、時間のある時に感想をストックして、少しずつアップしていたのだが、感想を書く余裕すらなくなってきたので、止めてみる。こうすれば少しは未読本が減るかな、と思っているのだが、どうだろう。

 仕事方面で自分を追い込もうと全く思わないところが、問題なのかもしれないが、そんな気は全くない。ぐうたら社員である。