- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2014/01/21
- メディア: ムック
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2014年1月発売。
季刊恒例といった感じのプロレス・スキャンダル誌。今回は(も)、旧全日本系団体に攻撃の矢を向けている。
とうとう、という感じの「全日本・白石伸生オーナーが、武藤以下W-1移籍選手スタッフに対し、違約金約3億円の支払いを求め提訴!」。ここまで来ると、これが目的だったとしか思えない(苦笑)。まあ、それは冗談としても、全日本なんて数百人しか客が来ない状況で、経営がいつまで保つのだろう。再編云々と行っても、武藤たちと旧全日系はスイングしないし、方向性も違う。今更秋山たちがNOAHと絡むとも思えない。確かに潮崎は貧乏くじを引いたようだ。NOAHに残っていれば、今頃チャンピョンになっていただろう。ルックスと体格を考えると、潮崎しかいなかったはず。NOAHの仲田龍、永源遥の追放計画はあるとも思えない。まあ、NOAH、全日、W-1が合体して、一つの団体になれば、新日に対抗できる団体にはなるだろう。有り得ない夢だろうし、それを仕掛けることができる人もいないだろう。
新日は1.4ドームの評価ぐらいで、たいした記事はない。猪木絡みも古いネタばかり。ユセフ・トルコの追悼記事は、すでに知られているネタもあったけれど、結構興味深かった。プロレス経営通信簿も興味深い。DDTで1億5千万なのか。1試合幾らなんだろうけれど、所属選手を抱えてやっていけるのか、とても不安になった。それでも若い人たちは、メジャーではなく、DDTとか大日本に入ろうとしているんだよな。彼らの10年後がどうなっているかを知りたい。女子プロの高齢化は今更だなあ。すでに若返りを図っているところも多いし。憶測ばかりじゃなく、たまにはプロレスラーやスタッフにインタビューして、「核心に迫る!」なんてのをやってほしいものだ。現役で取材を受ける人がいれば、だけど。