- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2015/01/20
- メディア: 大型本
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背表紙で「ノアが新日本に「身売り」でマット界再編」などとでかく書かれているので何かと思ったら、ノアが選手の肖像権やグッズ販売など興業以外の権利関係をブシロード(新日本プロレスオーナー会社)に売ったとのこと。どこまで本当かわからないけれど、どこも否定しようとしないところを見ると、これは多分真実なのだろう。昨年は永田裕志がGHCヘビーを取り、今年は鈴木軍が大暴れするなど、間違いなくノアは新日本の二軍扱い。選手が飽和状態だから二軍を作るのはよいことだし、外国人レスラーにとってはここでタイトルを取ることでステータスが一応あがる。さてさて、来年はどうなっている事やら。
他にもノアは、リングサイド事故訴訟が和解したことと、今後リストラを敢行するとのこと。もっと文章を読むと、給料カットのようだけど。
アラフォー戦士たちの悲惨な命運は、永田、中西、ライガーなどの二軍扱い状況を書いたもの。この本のせいかもしれないけれど、永田は2月に中邑のタイトルに挑戦。中西は微妙だけど、永田や小島、それにライガーはまだまだ使い道があると思うけれどね。
W-1が借金2億円とか、全日本の不協和音など、ノアも含めた「元メジャー」(W-1のどこがメジャーかと言われると困るが、一応武藤敬司がトップということで……)の衰退ぶりを書いているけれど、今更くっつかないだろうなあ。正直言って、解散でもいいと思う。新日本がてっぺんで、何とかついていくのがDRAGON GATE、DDTでいいよ、もう。
「あの」宮崎満教が急死していたことにはびっくり。それにしてもWJの出鱈目ぶりには恐れ入るが、武藤も負けていないんじゃないのだろうか。
前号に続いて「金本浩二暴行事件」が書かれ、被害者の電話インタビュー(途中で逃げちゃったようだが)が出ていた。どこまで本当かは微妙。結局金本はW-1で使われなくなり、大日本などに出ているようだが、高岩みたいにこのままインディーをさまよい、負け役を引き受けるようになるのだろうか。
「ゼロワン女子練習生死亡事故」の第2ラウンドは、ゼロワンを訴えた原告の敗訴に続き、次はプロデューサーだったHikaruが訴えられた。いいかげん罪を認めてほしいものだが。それにしても元夫も暴行で追いやられるし、いいことないな、この二人。
あとはどうでもいい記事ばかり。上井文彦を引っ張り出したのなら、もっと当時の新日本暗黒時代を語らせればいいのに。