実は見るのは初めて。12月中旬って、休日でも結構忙しい。M-1みたいに月末だったらわりとおちついているのだけれども。ということで、それなりに期待してみることに。
グループA
2丁拳銃。「金持ちになったら」。キャリアならではの安定感はあるけれど、4分では笑いが少なかった気がする。
エレファントジョン。「ダイエット」。ボケがうるさいだけ。終わるころにはどんなネタが思い出せないくらい。
アキナ。元ソーセージのうちの2人。「野球部のキャプテン」。ツッコミがしつこい。もうちょっと整理できないものか。
磁石。「ラジオのパーソナリティ」。小さいボケを重ねるパターン、多くなったね。オチが弱かったのは残念。
まあ、磁石かなと思ったら、アキナか。ちょっと意外。エピソード勝ちとか言わないでほしいが。この4組なら誰でも決勝では負けるだろうなあとは思った。
グループB
トレンディエンジェル。「人気者になりたい」。わかりやすいネタだが、最初のインパクトだけだよなあ。営業にはいいだろうけれど。
馬鹿よ貴方は。「カレー屋」。決勝出るまで全く知らなかった。独特のキャラクターは好きだし笑えたが、漫才のネタとしては今一つ。ただ、来年はそこそこ売れそう。あのキャラクターがたけし軍団に交じったらどうなるのか、気にはなる。
囲碁将棋。「銭湯」。実力派なのになんでこんな下ネタを出してきたんだか。テレビじゃ絶対不利だろ。テンポもいいし、しゃべりも悪くないのに。がっかり。
学天即。「将来」。まず容姿も含めたコンビとしての形がいいし、役割分担もはっきりしている。関西弁だがしゃべりは関東の人でも聞きやすい。大した筋があるわけでもないのに、ボケと突っ込みのやり取りでしっかり笑わせる。サーキット1位だけあるわ。
グループAと違って漫才の個性が際立った4組がそろうも、文句なしに学天即だろうと思ったら、トレンディエンジェルの圧勝だと!。これはないだろう。
グループC
和牛。「言葉の間違い」。この手のスカシネタは嫌い。
博多華丸・大吉。「ユーチューバ―」。安定の笑いなのは間違いないし、見ていてホッとする。
ダイアン。「不審尋問」。途中からだれてしまい、笑えなくなった。
ワイルドカードの三拍子。「早押しクイズ」。同じパターンが続くので、途中で飽きた。
博多華丸・大吉か三拍子だと思っていたら、2組の争いの結果華大に。たけしの言葉の影響が強いなあ、という気はした。
決勝
アキナ。「遭難」。ちょっと緊張していたなあ。
トレンディエンジェル。「歌がうまい」。決勝の緊張に負けず頑張った方だと思うが、ちょくちょく入る「漫才師のテクニック」は余計だった。
博多華丸・大吉。「飲み会の抜け方」。何回か見たネタだが、やっぱり笑える。お笑いはやっぱり、何度見ても笑えるネタの方がいい。
はっきり言って流れが華丸・大吉しかいないだろうという感じだったが、その重圧に負けない(一か所とちっていたが)だけの笑いを提供してくれた。優勝は文句なし。レギュラーは大吉のブラックさが出るような番組にしてほしいなあ。