平穏無事な日々を漂う〜漂泊旦那の日記〜

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宮川弘『下山事件の真相』上(東洋書房)

下山事件の真相〈上〉―下山総裁は生きている! (1968年)

下山事件の真相〈上〉―下山総裁は生きている! (1968年)

1968年出版の、ある意味有名な本。なんといっても副題が、下山総裁は生きている! だ。実際に死んだのは、下山総裁ですら知らなかった双子の弟、下山立則だそうだ。読む気が失せるような血液型遺伝の話と、偶然だらけの出会いやヤクザ話。なぜか入っている特捜ノートや「下山白書」。さすが、トンデモ本として有名な本だ。ちなみに下巻が出版される前に、出版社が倒産したらしい。