無期懲役判決リストを見ていると、確定したかどうかわからないままになっている被告が多い。新聞記事にならないとわからないケースが多いので仕方がないのだが。裁判所に問い合わせれば教えてくれるケースもあるだろうけれど、正直そこまでする元気がないのですよ、本当に。
ということで、ときどきどうなったんだろう、と思う被告もいるわけで。気になる被告を列挙してみた。趣味が悪いと言われそうだが、情報が欲しいのも事実なので。
- 客を殺して捕まったラウンジの経営者とホステス。
- 介護サービスの利用者を殺害して金を奪ったケアマネ。
- 護送用マイクロバスから逃走した中国籍の男性。
- DVで逃げ出した妻をかくまった女性漫画家を殺害した男性。
- 控訴審から主犯の存在を訴えた風俗店の男性店員。
- 江戸川区でアパートの家主を殺害した元少年。一審判決から二審判決まで2年かかったのが気にかかっている。
- 高知で独居老人を殺害して金を奪った男性。一審から無罪を主張し、判決日は延期になるなど、結構色々あった。上告したまでは確認しているけれど、どうなったんだろう。もう70歳を超えていたから公訴棄却となったのかも。
- 借りた車を壊し、さらに修理費を払わなかったことを怒った友人を殺害した男性。その友人は就職先まで世話してくれていた。殺害された男性は母子家庭で、母親が死刑を訴えた。
- 日中友好に尽力し、身元保証人まで引き受けてくれた男性を殺害した中国人留学生たち。検察側が上告したことは知っているが、まだ判決は出ないのか。海外逃亡中の主犯はどうなったのか。
- 強盗強姦を繰り返した大手ゼネコン鹿島の課長。
- 焼肉店の従業員が経営者を殺害した事件。凶器の拳銃は見つかっていないし自白もしていない。当然無罪を主張。拳銃を手渡したとされる人物はアリバイがあって二審で無罪。控訴審では差し戻しとなったのに最高裁ではそれを取り消す。なんか杜撰な捜査だったような気もする事件だが、どうなっているんだろう。
- 同居女性の二人の子供を虐待したあげくに殺害した男性。差し戻しされて無期懲役となったが、上告したのだろうか。
- DVで離婚調停中の妻を殺害した男性。二審で減軽されて、検察側が上告したけれどどうなっただろう。2008年末時点では、まだ上告中となっていた。