中田カウスが出るとは思わなかった。吉本の意地だな、こりゃ。
笑い飯：ちょっと違うものを持ってきたけれど、彼らの本領が発揮できたとは思えない。
POISON GIRL BAND：掴みはよかったんだけどね。彼ららしさがあって所々は笑えるけれど、つなぎが悪い。
ザブングル：途中までは盛り上がったんだけど、ネタそのもの（古すぎ）と落ちが弱い。
千鳥：テクニックが笑いに結びつかない。きれいにまとまっているとは思うけれど。ただＭ−１で「コント」と言っちゃいけないだろう。
トータルテンボス：今回は面白かった。ただ、爆発するものはなかったな。よくできていたと思う。
キングコング：彼ららしいスピード感ある漫才。漫才で頑張ってほしいね、これからも。
ハリセンボン：キャラとツッコミだけじゃないか、という気もするけれど、まあまあ面白かった。
ダイアン：悪くはないんだけどね。もっと面白くなる漫才だったと思う。
サンドウィッチマン：二人のキャラは好きだけれど、それを除いても面白かったわ。「メロンパン」最高。9組の中で一番笑った。
最終決戦
トータルテンボス：決勝と似たようなネタはマイナスかと思ったが、後半でパターンを変えたのはなかなか。ただ、藤田の時々崩れるツッコミは嫌いだ。最後はややくどい。
キングコング：まさに全力疾走の漫才。途中で入れるアドリブもうまい。ハリセンボンとかぶったのは、結果的にマイナスだったかな。勢いと動きだけ、という気がしなくもないが。
サンドウィッチマン：面白かったけれど、1本目ほどの爆発力はなかった。職質ネタの方が面白かったと思うけれど、審査員にあの人がいたからなあ（苦笑）。
決勝は迷うだろうな、と思ったけれど、サンドウィッチマンが優勝して良かった。
問題は、事務所の力が弱いから売れないだろうな、ということか。Ｍ−１の権威を保つために、吉本がプッシュするかもね。
番組構成はもっとどうにかしてほしいな。最初を飛ばしてしまえば、審査員のコメントや最後のインタビューなどもっとゆっくりできるだろうに。
今田の司会はさすがとしか言い様がない。
それにしても、決勝3組を除いたレベル、低すぎ。狙いすぎ、作りすぎだと思う。
それと、持ち時間4分では漫才のいいところが出ない。せめて倍はほしいところ。
