2012-05-24 藤子・F・不二雄『ウメ星デンカ』第4巻(小学館 藤子・F・不二雄大全集) 漫画 感想 藤子・F・不二雄大全集 ウメ星デンカ 4作者: 藤子・F・不二雄出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/03/23メディア: コミックこの商品を含むブログ (4件) を見る藤子・F・不二雄大全集第3期第7回配本の一冊。故郷のウメ星が爆発し、地球に逃れてきた王さま、妃、デンカ。宇宙船にもなっているカメを拾った中村太郎宅に住むこととはなったが、宇宙人と地球人とのギャップは大きく、さらに能天気で個性的な王さま一家に、中村家は振り回されてばかり。さらに侍従ベニショーガまで加わっての大騒ぎな毎日。『小学一年生』1968年9月号〜1970年2月号、『幼稚園』1968年10月号〜1969年12月号『よいこ』1968年10月号〜1969年12月号、『小学生の絵本』No.23・27掲載作品を収録。 幼年物をオールカラーで収録。しのだひでお代筆作品2作も収録されている。ウメ星再建よりも、デンカたちの持つ能力や不思議な道具に力点が置かれた作品ばかりであり、後の『ドラえもん』などに通じる楽しさがある。個人的には、本編より面白かったかも。 解説は映画版のアニメ監督、やすみ哲夫。裏話的な面白さがあった。