2012-03-22 藤子・F・不二雄『ウメ星デンカ』第3巻(小学館 藤子・F・不二雄大全集) 漫画 感想 藤子・F・不二雄大全集 ウメ星デンカ 3作者: 藤子・F・不二雄出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/02/24メディア: コミック クリック: 3回この商品を含むブログ (10件) を見る藤子・F・不二雄大全集第3期第6回配本の一冊。故郷のウメ星が爆発し、地球に逃れてきた王さま、妃、デンカ。宇宙船にもなっているカメを拾った中村太郎宅に住むこととはなったが、宇宙人と地球人とのギャップは大きく、さらに能天気で個性的な王さま一家に、中村家は振り回されてばかり。さらに侍従ベニショーガまで加わっての大騒ぎな毎日。『週刊少年サンデー』1969年7号〜35号連載分を掲載。 対象が少年史ということもあり、学年誌と比べるとややストーリー性がある分、笑いが生まれているものの、結局設定を生かし切れていないところは変わらず。途中からはゴンスケが中心になっているし、ベニショーガの娘ナラ子もインパクトが強い。最終回はゴンスケが出てこず、強引に結末をつけた印象が強い。