平穏無事な日々を漂う〜漂泊旦那の日記〜

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気になる被告の最高裁判

気になる被告の最高裁判決が出ていた。浅田和弘被告と高橋裕子被告だ。
高橋裕子被告の方は“中州ママ”による夫保険金殺害事件とマスコミで騒がれたから覚えている人も多いと思う。逮捕から最高裁判決まで6年9か月。二審判決から最高裁判決まで2年4か月かかっている。なぜこんなに時間がかかったのだろうか。この事件、共犯とされた人物が殺人罪で起訴されたが一審では殺人ほう助を認定、二審では無罪判決となっている。
浅田和弘被告の方は覚えている人が少ないだろう。逮捕から最高裁判決まで7年。二審判決から最高裁判決まで1年3か月かかっている。浅田被告は二審で差し戻し判決、最高裁で二審判決破棄を経て、改めて二審で控訴棄却となっている。この事件、凶器である拳銃は見つかっておらず、浅田被告は一貫して無罪を主張している。拳銃を渡したとされる人物は一審有罪となるも二審でアリバイが認められ無罪(そのため、浅田被告は二審で差し戻し判決を受けた)、最高裁では弁論が開かれたうえで二審判決破棄、そして差し戻し審で被告側控訴が棄却され、上告中である。この事件は拳銃の調達先を紹介した二人の証言が有罪の決め手となっている。詳細な事件の概要を知っているわけではないし、裁判を聞いたわけでもないので何とも言えないが、色々とあるのではないだろうか。この事件をもっと詳細に知りたいと思う。