朝日新聞2009年12月30日付における、死刑の状況に関した記事の中で気になったこと。
「法務省が２８日現在で把握しているところでは、今年は１５人が新たに確定し、確定者の総数は１０４人になった。このほか最高裁で死刑が維持され、判決訂正の申し立ても２４日付で棄却された被告が２人おり、今年の確定者はさらに増える見通し」（抜粋）
ちなみに24日付で棄却されたのは菅峰夫、手柴勝敏両被告。12月26日には共同通信で上告審判決に対する訂正申立棄却の記事が配信されている。
ここで疑問。訂正申立棄却の決定はいつ法務省に伝えられるのだろうか？
おまけで書くと、1月3日の共同通信では山本開一死刑囚の病死に伴い、「死刑確定囚が103人になった」と書いている。これってやはり法務省からの情報をそのまま書いているんだろう。12月29日から1月3日までは休みだったとしても、謎が深まるばかりだ。
