平穏無事な日々を漂う〜漂泊旦那の日記〜

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藤子不二雄A『ミス・ドラキュラ』第7巻(ブッキング)

ミス・ドラキュラ 7

ミス・ドラキュラ 7

昼は地味で堅物のハイミスOL、しかし夜はミス・ドラキュラと名乗る金持ちで絶世の美女。同僚たちにピンチが起きたとき、美女に変身して助けに来てくれる。「週刊女性セブン」1975年6月11日号〜1980年10月23日号に連載された作品の第7巻。
周りの人物、特に佐木とフーコのエピソードがほとんど。だからこそ、6年も連載が続いたのだろう。同じパターンの作品が多いが、週刊誌のギャグマンガと考えればそれで充分。毎週続けて読まなくても、また一見さんが読んでも充分わかる設定になっているのだから。
似たような設定とはいえ、どちらかといえば飽きっぽい藤子Aがよく6年も描き続けることができたものだと思ってしまう。それだけ描いていて楽しかったのだろう。
さあ、あとがきでも作品名が出ているのだから、次は「愛たずねびと」をお願いしますよ、ブッキングさん。