- 作者: 藤子・F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/11/25
- メディア: コミック
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「ミラ・クル・1」はリアルタイムで読んでいた。隔月連載だったのが残念なぐらい面白かったので、中途で終わったことが非常に残念な作品。藤子不二雄ランドで初めて単行本になったときはすごくうれしかったことを覚えている。作者も好きな作品だったとのことだが、やはり毎月描いてもらった方がよかったのかも。こうして考えると、『チンプイ』って中断が何回かあったとはいえ、よく続いたものだ。
「宙ポコ」「宙犬トッピ」は同工異曲な作品。特に「宙ポコ」は3回で終わったところをみると、作者がのらなかったのか、それとも人気がなかったのか。「宙犬トッピ」は『キテレツ大百科』の要素も組み入れてきたので、続けばもう少し面白い展開も考えられたと思うが、やはり作者の意識はドラえもんに向かっていたのだろうか。
あとがきは『コロコロコミック』初代編集長の千葉和治氏。こうやって作品の裏話を伝えてくれる編集者のあとがきは貴重。もっともっとお願いしたいところだ。