- 作者: 藤子不二雄A
- 出版社/メーカー: ブッキング
- 発売日: 2006/10
- メディア: コミック
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連載も中期となると、主役であるミス・ドラキュラよりも脇役の佐木、同僚のフーコにヨーコ単独のエピソードが増えていく。連載を重ねていくうちに少しずつキャラクターが固まり、物語の幅が広がっていったのだろう。毎回毎回ミス・ドラキュラが出てくるよりも、当たり前にいる平凡なサラリーマンの佐木や、同僚OLの失敗談なんかは、「週刊女性セブン」の読者にとって、身近なキャラクターとして好感が持たれたのかもしれない。このよう庭木のキャラクターが個性を発揮すると、ミス・ドラキュラの個性もまた一段と際だつことになる。