2007-02-18 藤子不二雄A『ミス・ドラキュラ』第5巻(ブッキング) 漫画 感想 ミス・ドラキュラ (5)作者: 藤子不二雄A出版社/メーカー: ブッキング発売日: 2006/12/01メディア: コミック クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る昼は地味で堅物のハイミスOL、しかし夜はミス・ドラキュラと名乗る金持ちで絶世の美女。同僚たちにピンチが起きたとき、美女に変身して助けに来てくれる。「週刊女性セブン」1975年6月11日号〜1980年10月23日号に連載された作品の第5巻。本巻からは、単行本初収録作品となる。 この頃となると、主役であったはずのミス・ドラキュラが脇に回り、脇役であったはずの佐木やフーコのエピソードの方が多い。ミス・ドラキュラという完璧なキャラクターでは、話を動かしづらかったのだろう。もちろん、読者と等身大なキャラである彼らの失敗談を読むほうが面白い。