8月1日に行われた臨時棋士総会で、毎日新聞単独主催案支持90票、毎日案不支持101票。2007年以降は、朝日新聞に移ることが決定。
うーん、予想外の結果。羽生善治三冠や森内俊之名人が毎日案を支持した時点で、毎日主催に票が流れるかと思っていたのだが。
表に見える報道記事や連盟のコメントを見るだけではあるが、連盟のやり方が強引すぎると思う。その辺の経緯は「勝手に将棋トピックス」(http://d.hatena.ne.jp/mozuyama/)が詳しい。将棋ファンがどう見ていたかアンケートを採っているわけではないので何ともいえないが、この問題に触れているところを見る限りにおいては、名人戦は毎日新聞で継続という意見の方が多かったと思う。今回のやり方は、他の新聞も不信感を抱くだろう。それ以上に、毎日新聞が将棋から手を引くという事態になったらどうなるのだろうか。
今回の結果が日本将棋連盟の将来にとってどうなるかはわからないが、少なくとも連盟、現在の米長理事長以下の理事会に対するファンの不信は増大しただろう。とりあえずは、毎日新聞のコメントを聞いてみたい。