「無期懲役判決リスト 2005年度」に3件追加。
仙台高裁の有罪判決は意外だった。一審青森地裁が、検察側の状況証拠を全て「不十分」と退けていたし、新しい証拠もほとんどなかったことから、絶対無罪判決が出されると思っていた。
被告側には厳しい判決が続くね。状況証拠で有罪が出されると、それをひっくり返すのはかなり難しいと思う。警察側はマスコミを使って、捕まえた容疑者がクロであるような世論づくりをしていくだろう。「疑わしきは罰せず」という法の精神が徐々に崩れているような気がする。
念のために書きますが、状況証拠のみで有罪判決を出すことが間違いだと言っているわけではありません。あくまで、被告側が無罪を立証するのが難しくなってきているなということを言いたいだけで。