- 作者: 藤子・F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/08/25
- メディア: コミック
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江戸時代にキテレツ斎が書いた「奇天烈大百科」を発見した小学生の木手英一が、数々の発明品を復元することによって生じる騒動と活躍を描いている。てんとう虫コミックスにこそ収録されていたが、それほど注目を浴びていなかった作品。自分が小学生の頃は、『ドラえもん』の次くらいに好きだった。大百科の力を借りてとはいえ、のび太と違って自分の力で発明をし、活躍するという英一の姿に憧れたものである。改めて読み返すと、1回あたりのページ数が小学館の学習雑誌等に連載された作品よりも多い。その分、色々なアイディアを盛り込むことができたのだと思われる。
それにしてもこの作品がフジテレビでアニメ化され、8年も続くようになるとは夢にも思わなかった。
ところで、第1話でキテレツ斎のことを語るとき、確か「気が狂っている」という表現を使っていたと思ったのだが、違ったかな。