藤子・F・不二雄大全集第10回配本の一冊。1967年度生まれ編の全62作品収録。この年度の『小学一年生』は『モッコロくん』が連載されていたことや、『小学四年生』1977年4月号には2作品が掲載されていた。この巻は感動系の話が少なく、
ひみつ道具そのものの面白さや子供の遊びや冒険心を追求した作品の多いことが特徴か。「あとがきにかえて」の内容もそれなりに合わせているのかな。「影とりプロジェクター」で星野スミレが登場。スミレの活躍が目立つようになった『
パーマン』第7巻と合わせたのは……さすがに偶然か。