平穏無事な日々を漂う〜漂泊旦那の日記〜

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松本智津夫被告の控訴を棄却

昨日は夕方からニュースを全然チェックしていなかったため、今日の朝のニュースで初めて知りました。棄却の可能性はあると思いましたが、事件が事件なので控訴審を開くとばかり思っていたので、びっくりですね。
はっきり言ってしまえば、限界まで来ていた弁護側の引き延ばし作戦に、東京高裁がぶち切れたんでしょう。あれだけ須田裁判長が警告していたのに、控訴趣意書を提出しなかった弁護団が悪いとしか言い様がない。弁護団は高裁を責めているけれど、高裁はできる限りの譲歩をしてきたのは事実。高裁のミスは、精神科医の鑑定に弁護士を立ち会わせなかったことでしょう。あれで弁護団に付け入る隙を与えてしまった。弁護団はこれからも、松本被告の訴訟能力を争っていくんでしょうね。ただ弁護団は色々な精神科医に「訴訟能力に問題有り」と言わせていますが、たかが30分程度の接見でそう言われても、信用できないですね。
被告人と意思疎通が図れず話も聞けないのに、弁護人が勝手に事件を組み立てて控訴趣意書で主張することは、弁護人の「誠実義務」に違反するとする意見もあるけれど、訴訟能力がある被告が控訴すると表明していないのに一審弁護団が控訴したのだから、「弁護人や周りが被告の意見を無視して控訴する」「弁護人が控訴趣意書を提出しない」のは誤りだと思います。
裁判で真実解明を明らかにしてほしいという意見もあるけれど、一審であれだけ時間をかけても明らかにならないのだから、これ以上時間を費やしても解明できないというのが正直な思い。
さて、松本被告は本当に訴訟能力がないのかどうか。私にはさっぱりわかりません。実際に会わないと、そんなこと判断できません。独断と偏見で書くならば、詐病ですね。自己暗示にかかっている可能性が高いと思います。