平穏無事な日々を漂う〜漂泊旦那の日記〜

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藤子・F・不二雄『パーマン』第7巻(小学館 藤子・F・不二雄大全集)

パーマン 7 (藤子・F・不二雄大全集)

パーマン 7 (藤子・F・不二雄大全集)

藤子・F・不二雄大全集第10回配本の一冊。1983年、新たにアニメ化されたことにより15年ぶりに再登場。設定が現代風に変更された。一番大きいのは、パーマン5号が出なくなったことか。この巻は『てれびくん』『コロコロコミック』掲載作品が収録されている。ページ数が多いからか、内容もやや凝ったものや複雑なものが収録されている。新たに登場したレギュラーとしたら、マッドサイエンティストの魔土災炎か。元々は短編「換身」「倍速」に登場したキャラクターだった。新設定では星野スミレがパーマン3号であることが漫画の中でも描かれるようになり、スミレのエピソードが増えるのだが、残念なのはアニメにあるような恋愛話がないこと。結構好きだったね、あのころのアニメ『パーマン』は。
どうでもいいが、一番笑えたのはプロゴルファーサルだったりする。