平穏無事な日々を漂う〜漂泊旦那の日記〜

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それは誰だ

中国新聞の記事で、「広島拘置所に収監されている死刑囚は6人」と書かれている。しかし、こちらで把握している死刑囚は、西山省三、上部康明、片岡清、大山清隆、大月孝行の5名。「5人が中国地方で事件を起こしている」ともわざわざ書かれていることから、間違いなく残り1名は移送されてきたもの。過去にも同一事件で3人に死刑判決が確定した場合、1人が別の拘置所に移送されている。例としては警察庁広域重要指定118号事件、マニラ連続保険金殺人事件。少年連続リンチ殺人事件もすでに移送されているとのこと。理由はよく知らないが、共犯者は同日執行が原則(例外もあり)なので、執行する方の負担を減らすために、移送しているのだろうというのがよく聞く話。ということで、誰が移送されたのかということだが、同一事件で3名以上に死刑判決が確定した残るケースは、オウム関連と大牟田市4人連続殺害事件。オウム関連だと、東京から広島まで移送というのはさすがに離れすぎと感じる(再審の打ち合わせや面会もより大変になるから、抗議しそうなところ)。それに移送するのなら、1人どころじゃないはず。となると、もう一つの北村一家しか考えられないのだが、定説を考えると移送するのは1人じゃなくて2人になりそうだけどなあ。

それにしても、現在6人収監されているって、どこからの情報なんだろう。どこかの資料を見れば、出ているのだろうか。