「無期懲役判決リスト 2010年度」に2件追加。
東京地裁の判決は全くノーマークだった。慌てて過去の記事を調べたけれど、初公判の記事すら見付からない。
札幌地裁の判決については、事件当初から注目していた。残虐な犯行、どう見ても犯人としか思えない人物がなかなか逮捕されないことが不思議だった。被告が逮捕されてからずっと無罪を主張していたのも意外だった。状況証拠を含めてどう考えても彼以外の犯人が想像つかないのだが、裁判で流した涙は本物だったのだろうか。それとも被告席に立たされた屈辱だったのだろうか。もしくは、自らの有罪がまぬがれない運命だと悟っての後悔の涙だったのか。