- 作者: 山田風太郎
- 出版社/メーカー: 東京文芸社
- 発売日: 1967
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真黒な剛毛を逆立て、目を血走らせ、狂ったように牙をむき、鼻あらしをふいて突進する猪の背にまたがる凄絶の美女。口にくわえた山刃をキラリとひらめかせ、顎に突き刺す。血の噴水をふき上げどうと倒れる巨獣。天城撫衆の親分、その娘お狩、お浮、武田家の旧臣関半兵衛。天城の金山を狙う大久保石見守長安とその愛妾お扇。神出鬼没奇策縦横の撫衆の反撃猛攻、武田家再興を計る一党の執念と悲願、愛欲に爛れ金に溺れた長安一味の陰謀と、その妖異のムードと意外性で描く異色の風太郎時代長篇。(粗筋紹介より引用)
昭和42年9月25日初版。
ということで読んでみたんだけどね。話を追いかけるのが苦痛で、読み終わるのがやっと。「本を読む」という気力に欠けていたときに読んだせいかな。感想なんて、とても書けません。