ひかわきょうこ『お伽もよう綾にしき』第2巻（白泉社 花とゆめコミックス）

お伽もよう綾にしき 第2巻 (花とゆめCOMICS)

血が繋がらぬ新九郎を「ととさま」と慕っていた鈴音は、彼が遺した笛から新九郎瓜二つのもののけ・おじゃる様を呼びだし難を救われる。時折おじゃる様に新九郎を感じる鈴音だが、果たしておじゃる様は新九郎なのか？（粗筋紹介より引用）

現在は「メロディ」連載中の冒険絵巻第2巻。

時代設定は室町？　平安末期？　ええと守護代が出てくるのはどっちだっけ？
時代背景と登場人物を繊細で可愛らしい絵で描写し、物語は少しずつ進んでいく。この人のペースは連載中に読むと遅くてじれったくなるのだけれど、まとめて読むとそれが正解だったことが分かる。なんだかんだいいながら、この人の作品は読み続けていくんだろうな。