平穏無事な日々を漂う〜漂泊旦那の日記〜

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これで双子トリックにリアリティが生まれた……かどうかは知らない

【2月7日 AFP】マレーシアの高等裁での裁判で、違法薬物に関連する罪に問われた一卵性双子の兄弟に対し、どちらが「被告」か特定できないとして無罪の判決が言い渡された。有罪だった場合、絞首刑となっていた。同国のニュー・ストレーツ・タイムズ(New Straits Times)紙が7日、伝えた。

 一卵性双子の兄弟、R・サティス・ラジ(R. Sathis Raj)、R・サバリッシュ・ラジ(R. Sabarish Raj)両被告(27)は、2003年に大麻166キロと精製前アヘン1.7キロを密売した罪で起訴されていたが、警察は、2人のうちどちらが違法薬物を実際に所持していたのか特定できなかった。

 公判によると、兄弟の1人は、自動車に大量の違法薬物を載せ首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)郊外の住宅に向かっているところを警察に逮捕された。その後、同じ住宅に姿を現したもう1人も逮捕された。

 同紙によると、判決理由でザハラ・イブラヒム(Zaharah Ibrahim)判事は、被告が一卵性双子のためDNA検査でも証明できないとし、「罪を犯していない兄弟の1人を裁いたり、絞首台に送ることはできない」と述べた。

 その上で判事は、「先に逮捕された兄弟のみが住宅に入ることが可能だったのは明らか」と指摘しつつも、兄弟のどちらが先に逮捕されたかを特定することは合理的にみて困難との判断を示した。

 判決が言い渡されると、兄弟は法廷内で涙を流し家族と抱き合ったという。(c)AFP

これを読んで最初に頭に浮かんだのは笠原卓『仮面の祝祭2月3日2/3』だったりするのだが。それにしても、実際にこういうことがあるんだね。日本だったら適当にどちらかを捕まえて、強引に有罪にするんじゃないかと思ってしまうが。偏見だけど。

本当にいいんですか?

亀井さん“郵政見直し”で上機嫌?鳩山首相論も飛び出す

 「あなたの弟さん、しっかりしてるねえ。超党派で首相に担ぐか」
 国民新党亀井静香代表代行が6日の民主党との定例協議の冒頭、記者団を前に、同党の鳩山幹事長に弟である鳩山総務相の「首相擁立」を持ちかける一幕があった。国民新党が反対する、日本郵政の保養宿泊施設「かんぽの宿」のオリックスへの一括売却に、政府側から異を唱える総務相が頼もしく映ったようだ。

 こんな軽口が飛び出すほど、亀井氏はこの日、上機嫌だった。亀井氏は郵政民営化に反対して自民党を離党しただけに、麻生首相がここへ来て、日本郵政グループの4分社化体制を見直す考えを示したことが、亀井氏の気持ちを高揚させていると見る向きもある。

 ただ、軽口の“標的”になった鳩山幹事長は、笑って受け流しただけだった。総務相は、民主党を離党して兄とたもとを分かった経緯があるだけに、心中は複雑だったのかもしれない。

(2009年2月7日 読売新聞)

いや、別に鳩山邦夫を持ち上げるのはいいけれど、法務大臣時代にさんざん叩いたことはお忘れなんですか、死刑廃止を推進する議員連盟会長の亀井静香さん。