「無期懲役判決リスト 2010年度」に2件追加。
小泉毅被告への死刑判決については、減軽する要素が全く見あたらないので当然の判決だろう。
それよりも意外だったのが、中国政府が赤野光信死刑囚の刑を近く執行すると日本政府に通告したこと。
昨年12月に中国で執行された英国人アクマル・シャイフ死刑囚の場合、確定からわずか2ヶ月ちょっとでの執行だった。しかし日本人では、一番新しい赤野死刑囚でも既に確定から1年近くになるので、執行そのものがないと思いこんでいた。それにしても、なぜ赤野死刑囚なんだろう。2007年に確定した日本人死刑囚が3人いるのに。
ところで、「執行されれば日中関係に微妙な影響を与えそう」（共同通信）という論調の記事が多いけれど、多くの日本国民は冷静に受け止めるんじゃないかと思っているのは私だけだろうか。冤罪主張があったいう報道も見かけないし。
一番噛み付きそうな亀井静香郵政改革相や福島瑞穂消費者担当相はまだ声明を出していないのが不思議だ。国会あたりで吠えていてもおかしくないのに。
さらに、マレーシアで覚せい剤を持ち込んで捕まった竹内真理子被告の裁判も始まった。狙ったとしか思えない偶然だ。
