2009-04-05 唐沢千晶(ストーリー構成津山冬)『幻想香人』第1巻(白泉社 花とゆめコミックス) 漫画 感想 幻想香人 1 (花とゆめCOMICS)作者: 唐沢千晶出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2008/12/05メディア: コミック クリック: 6回この商品を含むブログ (4件) を見る大正七年・帝都東京市――。兄が殉職して身寄りのない偲は、兄の級友だった伯爵匂宮家に引き取られることに。香道の家元で香水会社社長の主・匂宮香のもと、兄の意志を継ぎ男として暮し始めた偲は様々な事件に巻き込まれる…!? ミステリアス大正浪漫。(粗筋紹介より引用) 真の姿は「香り」の暗殺者である匂宮香と、男装をしている少女春日偲が、互いの秘密を打ち明けぬままに事件に乗り込む大正ミステリアス作品。それにしても、匂宮香という名前の付け方といい、大正の光源氏というフレーズといい、大正らしさを出そうとがんばっているところは認めるが、これをどこまで続けることができるかだな、問題は。