平穏無事な日々を漂う〜漂泊旦那の日記〜

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第30期棋王戦5番勝負の第2局は羽生の勝ち

 羽生善治3冠、絶好調ですね。このままだと、谷川浩司棋王にストレート勝ちしそう。この10数年、羽生の牙城を揺るがす人はいても、結局最後に勝ち残るのは羽生でしかなかった。もし後世の人がこの時代をどう名付けるかといったら、やっぱり「羽生の時代」なのだろう。「大山の時代」「中原の時代」、そして「群雄割拠の時代」、そして「羽生の時代」。そこに谷川浩治の名前が入ってこないのは、ファンとして寂しいのだが、それが現実。将棋ファンを多数獲得するきっかけとなった一つは、谷川浩治の名人位獲得だった。その谷川の名前が、“群雄割拠”に埋もれていいのだろうか。谷川の奮起を期待したい。