- 作者: 平山優
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2015/09/02
- メディア: 文庫
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2015年9月、文庫書下ろし。
作者は山梨県埋蔵文化財センター文化財主事、山梨県史編さん室主査、山梨大学非常勤講師、山梨県立博物館副主幹を経て、山梨県立中央高等学校教諭。2016年の大河ドラマ『真田丸』の時代考証を担当。著書多数。
『真田丸』が面白そうだからと思って買った本。最新研究、新事実などが書かれているということだが、真田一族のこと自体そんなに知らないのでそういわれてもそれほど感慨は無い。私にとって真田一族といわれても、武田信玄や勝頼の優秀な部下、そして関ヶ原の戦いでは徳川秀忠を足止めしたこと、大坂の陣で家康を追いつめたこと、程度しか知らないのである。なので、興味深く読ませてもらった。しかし変な言い方をすれば、信濃の一豪族、小大名にすぎない真田家がここまで人気を得るというのは、すごいことなんだなと思ってしまう。それだけ日本人の琴線に触れるものがあるのだろう。