ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上延
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/01/24
- メディア: 文庫
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2014年1月、書き下ろし刊行。
「プロローグ リチャード・ブローティガン『愛のゆくえ』(新潮文庫)「第一話 『彷書月刊』(弘隆社・彷徨舎)」「断章? 小山清『落葉拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)」「第二話 手塚治虫『ブラック・ジャック』(秋田書店)」「断章? 小沼丹『黒いハンカチ』(創元推理文庫)」「第三話 寺島修司『われに五月を』(作品社)」「断章? 木津豊太郎『詩集 普通の鶏』(書肆季節社)」「エピローグ リチャード・ブローティガン『愛のゆくえ』(新潮文庫)」を収録。
せっかく栞子に告白した大輔だが、お預けを食らった状態の第5巻。いつもは大輔視点なのに、今回は断章という形で他の人の視点が挟まれる。志田の過去が語られるが、こうやって登場人物たちの闇の部分を出そうとしていくのだろうか。
最後は栞子がようやく大輔の告白を受け入れるのだが、それにしても面倒な母娘だね。