紫堂恭子『イセングリムの夜警』第1巻（朝日出版社 ASAHIコミックス）

イセングリムの夜警

田舎の小さな村で診療所を開くフランクと妹アセリアは孤児院の出身。フランクは10歳の時、村の老医師の養子になり、1年前にアセリアはフランクに迎えられて村に住むようになった。アセリアは、村と森の境界にある門の番人、森番ウォルフと出会い、森で不思議なものと遭遇するようになる。WEBコミック「ホラー＆ファンタジー倶楽部」連載。
紫堂恭子の新作はお得意のファンタジーもの。作者曰く、「洋風の遠野物語」みたいな感じを紫堂流にアレンジしたものらしい。とりあえず伏線らしきものは散りばめられているが、とりあえずは一話一話を楽しみにした方がよいか。