週刊ファイト スクープの舞台裏 (別冊宝島) (別冊宝島 1812 ノンフィクション)
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2011/09/13
- メディア: 大型本
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2011年9月刊行。
プロレス界の舞台裏を追い続けていた別冊宝島編集部だったが、とうとうひねり出すネタすら無くなったようで、本家プロレス舞台裏暴露誌「週刊ファイト」を引っ張り出してきた。とはいえ、ほとんどは井上譲二元編集長による舞台裏であるため、1990年代以降の内容が中心。この頃は結構読んでいた世代だから、懐かしいといえば懐かしい内容も多いが、今更感があることも事実。少なくとも、「週刊ファイト」を読んでいない読者にとっては、何が何だかわからない部分も多い。いっそのこと、マイナーコラム連載を再録してくれれば面白かったのに。なんか、井上氏の救済企画(生活費稼ぎ)にしか見えなかったのも事実なのだが……。
宝島らしい「ファイトVOW」は笑えるが、こんな企画は数ページでよかったから、他の記者にも書いてほしかった。特にインディーネタを書いてほしかったな。