平穏無事な日々を漂う〜漂泊旦那の日記〜

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加藤元浩『Q.E.D.―証明終了―』第37巻(講談社 マガジンコミックス)

Q.E.D.証明終了(37) (講談社コミックス月刊マガジン)

Q.E.D.証明終了(37) (講談社コミックス月刊マガジン)

笹塚刑事と共にFBI行動分析官のプロファイリングの講義を受けに来た燈馬と可奈。他に警視庁の男性刑事が3人、東京地検の女性検察官が1名参加。ところが台風で道路が寸断された夜、刑事の1人が殺害された。動機は警視庁内の麻薬窃盗事件が絡んでいるのか。「殺人講義」。

落ちていた原画をアニメ製作会社に届けた可奈。そこでは漏水によってアニメ原画が駄目になった事故が発生していた。犯人は退職した女性作画監督か。「アニマ」。

おなじみの本格ミステリーマンガも37巻目。「殺人講義」はプロファイルが見落とす一つの視点を描こうとしたと思うのだが、はっきりいってもう一つ。ただの推理不足にしか見えない。それに実行トリックについてはばれない方が不思議。一緒に来ているんだろう、おい。
「アニマ」はただアニメ製作会社の苦労を描いただけにしか見えない。
今回は今ひとつ。まあこれだけ続けば、はずれがあるときも仕方がない。