平穏無事な日々を漂う〜漂泊旦那の日記〜

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加藤元浩『C.M.B. 森羅博物館の事件目録』第14巻(講談社 マガジンコミックス)

C.M.B.森羅博物館の事件目録(14) (講談社コミックス月刊マガジン)

C.M.B.森羅博物館の事件目録(14) (講談社コミックス月刊マガジン)

幻の蝶が写っている写真の持ち主へ合うために、アルゼンチンまで来た森羅たち。そこで見た30年前の「汚い戦争」の姿。次々とメッセージを送られる森羅たちが出会ったものとは。「ワールドエンド」。

おもちゃ屋のお祖母さんが友人たちと仲違いになってしまった理由とは。「すごろく」。

司法試験合格を目指す青年が憧れていた花屋の女性が殺害された。双眼鏡で女性の恋人らしき人物が逃げていくのを目撃した青年がとったある行動とは。「花屋の娘」。

こちらのシリーズも既に14巻目。「すごろく」は小ネタ。中休みにはもってこいといったところ。「花屋の娘」はいいのかこんなことやってなネタ。弁護人なら違法だとつっこみそうだ(といっても裁判員には却下されるだろうが)。「ワールドエンド」はこのシリーズらしい作品といえばよいところか。時々社会派のネタを扱うよな、この人。