今年は時間があったので見ていました。せっかくなのでネタ順に感想。
・ユリオカ超特Q
ハゲネタ。ここに出てくる人じゃないだろう、という気がする。テレビには出なくても、どこに出てもきっちりと笑わせて客を満足させるタイプ。ただし、安心して笑えるけれど、爆笑は取れないのでメインは取れない。タイトルを取ることもできない。どっかで藤波ネタをやってほしかったと思っていたら、最後にやりますか。
・今泉
「酒の力を借りて、一度言ってみたい」ネタ。初めて見るネタなのに、どこかで見た人だと思ったら18KINの片方だったんだ。それなりに笑えるけれど、素人が酒の席でやっていそうなネタだったな。三度見たら飽きそう。
・ナオユキ
風来坊スタイルのネタ。元ダックスープの片割れ。ためている所はなんともいえない味があるんだが、若い客中心だと伝わりにくいのかも。予想以上に得点が低かった。
・ゆってぃ
いつものアイドルネタ。キャラクターが浸透しているって強いね。大して面白くなくても、押し通すことができるんだから。むしろその開き直りで笑えた。
・中山功太
カメラマンであるあるネタ。はっきり言って外していた。まあ、去年のぐらんぷり受賞もちょっと信じられなかったが。ネタを切り替えるときにカメラを覗いていると、カンペをカメラに書いているような印象を与えるから、やめたほうがいい。
・COWCOW山田與志
DJでフリップネタ。笑うというよりは感心すると言った方が正しい。COWCOWの2人って、二人でやるより一人でやったほうが面白いのはなぜなんだ？
・田上よしえ
「正しい日本語講座」アナウンサーネタ。久しぶりに見たな、この人。貫禄はあるが、山田邦子の亜流というイメージがいまだ抜けきっていないのは残念。とはいえ、いとうあさこよりは面白いと思うのだが。
・友近
ヨガの講師ネタ。無冠だからタイトルがほしいのか、なだぎと同格になってから結婚したいのかは知らないが、もうR-1に出る必然性をこの人からは感じられない。笑いというよりは、自らが作り出す世界観へ観客を引きずりこむ旨さの方が表に出てしまっている。
・アナログタロウ
「どうでもいい情報を教えてくれる80年代歌番組の曲紹介」ネタ。初めて見た。ベストテン番組を見て思わず突っ込んでいた昔を思い出した。歌が始まったところでもうひとつ突っ込みを入れられそうな気もするし、他にもまだまだ練りようがある。思ったより高評価だったことに意外。このままだと、去年の鬼頭真也的ポジションで終わるぞ。
・もう中学生
アサリ貝ネタ。いつ見ても笑えないのだが、レッドカーペットなどでキャラが確立されているから、強いといえば強い。
平均的に笑えたが、正直これという人はいなかった。技術点で友近かCOWCOW山田、大穴でナオユキあたりを予想。結果はCOWCOW山田。
ついでに本選だが、あべこうじにいい加減とらせてあげたいと思いながらも、我人祥太かエハラマサヒロが優勝と予想。なだぎあたりはもう出なくてもいいし、友近や中山、あべこうじあたりも卒業させた方がいいと思う。
