- 作者: 藤子・F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/07/24
- メディア: コミック
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第1巻は最初に掲載された「少年サンデー」連載版。こういうのを読むと、当時の週刊漫画誌のターゲットは小学生だということがわかるが、オバQに較べると若干年上をターゲットにしている印象がある。
新作で改変されたバードマンはスーパーマンに戻っているが、正体をばらすとクル○○○ーにするというのは動物に変身させるという新設定そのままであるのはちょっと残念。
オバQのような試行錯誤は見られないので、パーマンはターゲットや設定、それに絵などもそれなりに固まった段階で描かれいてることがわかる。とはいえ、繋がると飛ぶ速度が倍になるという設定は先に「パーマン全員集合!!」でそれに近い描写がなされた後に、「死の船」でその事実が発見されたことになっているのはちょっと面白い。
『パーマン』の楽しみは、やっぱり1号と3号の絡み。旧アニメの最終回をフィルムコミックの形で収録しないかな。