- 作者: 赤石路代
- 出版社/メーカー: 小学館クリエイティブ
- 発売日: 2008/02
- メディア: コミック
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今回は育児放棄の問題、学校いじめの問題、生活保護の問題などが描かれている。
育児放棄の問題は確かに深刻だよね。望んでも産まれてこない家族があれば、望まないのに産んでしまい虐待する家族もいるわけで。それに育児ノイローゼや夫の無関心などが重なれば、悲劇は倍増するわけで。ただね、育児ノイローゼや夫の育児放棄等の問題は、会社の都合というものもあるわけで。仕事で長期出張や単身赴任をしたり、長時間残業をするケースが当たり前にあるのが現状。こういうのは女性よりも男性の方が、今の世の中では圧倒的に多い。その結果、男性が育児や家事に目を向けられなくなる(もしくはそれを理由に逃げている)ケースは多々出てくる。世の中の仕組みを変えないとどうにもならないだろうけれど、そういう人たちの苦労を無視してこの手の問題を解決しようとするのは、難しいだろうなあ。仕事が美徳という風潮が残っている日本では、余計難しいね。
最後の話で出てくるのは、元アナウンサーで新しく知事になった将之政行。しばらくは政之との争いが主軸になるのかな。