- 作者: ニコリ
- 出版社/メーカー: ニコリ
- 発売日: 2003/07
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (1件) を見る
問題編の中にはいずれもパズルが折り込まれており、そのパズルを解くことにより、謎が明かされる。暗号、迷路、数学パズルなど、パズルの種類は色々。全部で16編。いずれも短編形式になっており、一応読み物の形にはなっている。
この手のパズルにはほとんど興味がないので、なぜ買ったのか自分でもわからない。もちろん、パズルを自分で解くなんてことはせず、すぐに解答を見ている。
パズルノベルと謳っているので、ノベルの中にパズルが登場する必然性がほとんどの作品で一応は描かれている。しかし例外もある。よりによって1話目。しかも作者は矢野龍王だ(笑)。死者の最後の言葉が“××××××”(一応ネタばれなので伏せ字にしておく)なんて、常識外れの設定にもほどがあるぞ。いくらパズル主体とはいっても、それはないだろう。