松永高司会長（68）は4月17日の後楽園大会を最後に会長職を勇退。全日本女子プロレスの消滅を示唆。しかし
松永正嗣渉外担当は「選手が１人でもついて来てくれる限りは全日本女子の名前にこだわりたい」と譲らなかった。今後はスポンサーを探しながら興行を続けることを強調したが、４月以降の予定は白紙。３０億円の負債を抱えていることも明らかにした。
1997年に解散してからも興業を続けていた全日本女子プロレスがとうとう消滅。これで日本最古のプロレス団体がなくなることになった。渉外担当が続けたいと言っているけれど、まず無理だろうね。着いていく選手がいるかな。ギャラや会場代の未払いが日常茶飯事らしいし。選手が写真集などで脱いでも、半分が会社に取られるんじゃ、やってられないよな。ここ数年選手に怪我が多いのは、会社としてのサポートが全くできていないことも要因だろうしね。
全女を除くメジャー女子団体、GAEA JAPANも4月に解散。残る女子プロレス団体はインディーばかり。しかも若手の有望株はほとんどいない。いたとしても、世間に訴える手段がもはやない。2005年、女子プロレスは滅びるのか？ ＮＥＯやＪＷＰじゃ規模が小さい。ＬＬＰＷは、性転換レスラーや韓国レスラーを引き入れたりして話題を作ろうとしているが、興業数が少なすぎる。ＡｔｏＺはどう見ても死に体だし、ＪＤスターは選手が小粒。まずはよいスポンサーをつかまえて、団体を減らさないと厳しいだろうな。あと、ほとんどのお年寄りには引退してもらった方がいい。
