平穏無事な日々を漂う〜漂泊旦那の日記〜

漂泊旦那の日記です。本の感想とサイト更新情報が中心です。偶に雑談など。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

藤子不二雄A・西原理恵子『藤子不二雄A&西原理恵子の人生ことわざ面白“漫”辞典2』(小学館)

藤子不二雄A&西原理恵子の人生ことわざ面白“漫”辞典(2) (コミックス単行本) 作者:西原理恵子 小学館 Amazon 「ことわざ」をお題に、藤子不二雄Aがエッセイをしたため、西原理恵子氏がイラストと“ぼやき”でツッコむコラボ連載。2022年4月に藤子Aが亡くな…

結城昌治『幻の殺意/夜が暗いように』(創元推理文庫 日本ハードボイルド全集第5巻)

幻の殺意/夜が暗いように (創元推理文庫 Mん 11-5) 作者:結城 昌治 東京創元社 Amazon 〈日本ハードボイルド全集〉第五巻では、直木賞作家・結城昌治を特集する。高校生の息子が殺人の罪で逮捕された――平凡な会社員・田代家庭に突如降りかかった悲劇の顛末…

阿津川辰海『録音された誘拐』(光文社)

録音された誘拐 作者:阿津川 辰海 光文社 Amazon 大野探偵事務所の所長・大野糺が誘拐された!? 耳が良いのがとりえの助手・山口美々香は様々な手掛かりから、微妙な違和感を聞き逃さず真実に迫るが、その裏には15年前のある事件の影があった。誘拐犯VS.探偵…

板野博行『眠れないほどおもしろいやばい文豪:こうして生まれたあの名作』(三笠書房 王様文庫)

眠れないほどおもしろいやばい文豪: こうして生まれたあの名作 (王様文庫) 作者:博行, 板野 三笠書房 Amazon いくら天才作家だからって、ここまでやって、いいものか――。ある者は女に走り、薬に逃げ、ある者は泥酔して殴り合い、借金を踏み倒す。挙句の果て…

犯罪の世界を漂う

https://hyouhakudanna.bufsiz.jp/climb.html「無期懲役判決リスト 2022年度」に1件追加。

ミステリの世界を漂う

https://hyouhakudanna.bufsiz.jp/mystery.html「事実は小説の元なり」に感想を追加。 アップするのを完全に忘れていた作品です。

相沢沙呼『invert II 覗き窓の死角』(講談社)

invert II 覗き窓の死角 城塚翡翠 作者:相沢沙呼 講談社 Amazon 嵐の山荘に潜む若き犯罪者。そして翡翠をアリバイ証人に仕立て上げる写真家。犯人たちが仕掛けた巧妙なトリックに対するのは、すべてを見通す城塚翡翠。だが、挑むような表情の翡翠の…

「推理クイズ」の世界を漂う

https://hyouhakudanna.bufsiz.jp/mystery-quiz/index.htm「加納一朗推理クイズ作品リスト」に感想、画像他を1冊追加。 推理クイズではないが、SFの入門書+クイズ付きだったので、迷った挙句リストに追加。ということで、現時点でのマジック1は変わらず。と…

ピーター・スワンソン『そしてミランダを殺す』(創元推理文庫)

そしてミランダを殺す (創元推理文庫) 作者:ピーター・スワンソン 東京創元社 Amazon ある日、ヒースロー空港のバーで、離陸までの時間をつぶしていたテッドは、見知らぬ美女リリーに声を掛けられる。彼は酔った勢いで、1週間前に妻のミランダの浮気を知った…

犯罪の世界を漂う

https://hyouhakudanna.bufsiz.jp/climb.html「無期懲役判決リスト 2022年度」に1件追加。

有栖川有栖『妃は船を沈める』(光文社)

妃は船を沈める 作者:有栖川 有栖 光文社 Amazon 所有者の願い事を3つだけ、かなえてくれる「猿の手」。“妃”と綽名される女と、彼女のまわりに集う男たち。危うく震える不穏な揺り篭に抱かれて、彼らの船はどこへ向かうのだろう。―何を願って眠るのだろう。…

『お笑いスター誕生!!』の世界を漂う

https://hyouhakudanna.bufsiz.jp/star.html「お笑いスター誕生!!」新規情報を追加。 コントらぶこ~るの昔話ネタ。この人たち、題材と出だしはいいのだが、途中から変な方向へ向かい、その後拡散してしまう、悪い癖があったと思う。それと谷口幸男・小田鎮…

夕木春央『方舟』(講談社)

方舟 作者:夕木春央 講談社 Amazon 大学の登山サークルに所属していた野内さやか、高津花、西村裕哉、絲山隆平、絲山麻衣、越野柊一の六人と、柊一の従兄である篠田修太郎は、裕哉の父親が持つ長野県の別荘に二年ぶりに集まった。隆平と麻衣は夫婦だが、一年…

芦沢央『火のないところに煙は』(新潮社)

火のないところに煙は 作者:央, 芦沢 新潮社 Amazon 「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の「私」は、かつての凄惨な体験を振り返る。解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。「私」は、事件を小説として発表することで…

荒木あかね『此の世の果ての殺人』(講談社)

此の世の果ての殺人 作者:荒木あかね 講談社 Amazon 小惑星「テロス」が日本に衝突することが発表され、世界は大混乱に陥った。そんなパニックをよそに、小春は淡々とひとり太宰府で自動車の教習を受け続けている。小さな夢を叶えるために。年末、ある教習車…

『お笑いスター誕生!!』の世界を漂う

https://hyouhakudanna.bufsiz.jp/star.html「お笑いスター誕生!!」新規情報を追加。 九十九一の家電製品が恋愛するネタです。ここまでSFチックなネタをやってくれるのは、この人ならでは。案外狙い目じゃないのかな、SFネタの漫談は。

ジャニス・ハレット『ポピーのためにできること』(集英社文庫)

ポピーのためにできること (集英社文庫) 作者:ジャニス・ハレット 集英社 Amazon イギリスの田舎町で劇団を主宰するマーティン・ヘイワードは地元の名士。次回公演を控えたある日、彼は劇団員に一斉メールを送り、2歳の孫娘ポピーが難病を患っていると告白。…